出産の記録 -3ページ目

結婚式 その2

私がこの式場に決めた理由。。。
それは費用や立地もあるけれど、ここの教会と式の内容が気に入ったからだ。

ここはホテル内の教会の割に造りがしっかりしている。
そして何より黒人シンガーが

『ゴスペル』を歌ってくれる!!
もちろん、追加料金なしで(笑)


当日、自分の式だけどゴスペルを聴くのを楽しみにしていた。

リハーサルも5分ほどで終わり(短っ)、いよいよ本番!

まずは、ダンナが1人で入場。
女性2人が歌いながら先導する。

招待客全員がダンナに注目(@・o・@)ジッ・・・

あぁ~、女でよかった(^ε^)
アレは見てるだけでも恥ずかしい(/▽\)♪

人の事を笑っていられたのもここまで。

いよいよ私の番。。。父と一緒に入場。

父と腕を組んで歩くのなんて何年?いやいや何十年ぶり?だろう??

父が緊張してる。リハーサルでも間違っていたし、ちゃんと所定の位置で止まれるだろうか?

案の定、止まらずに行こうとした_| ̄|○
組んでいる腕に思いっきり力を入れて

力ずくで止めた。

何とか神父様のところまで辿りついたけど、12センチのヒールを履いているせいか
すっごく不安定で、お腹もちょっと張ってきてる。。。どうしよう(>_<。。。

ドレスだから見えないか?と思って

ドレスの中では、足を開いて仁王立ち状態。

たまに片方ずつ順番にヒールも脱いでた。。。神の前で失礼な奴です。


賛美歌や神父様の話が終わると、やっと出番だ!誓いの言葉。

リハーサルでは神父様が色々言った後に
『誓いますかぁ~?』って言ったら

『ハイ、誓います。』と言ってくださいと言われていた。

なのに、ダンナは・・・

神父様 『誓いますかぁ~?』

ダンナ 『ハイ!。。。。(*・_・)・・・・沈黙』

『誓います』が出てこない。。。神父様も目で合図してる。
私も組んでいる腕で普段なら思いっきりエルボーをくらわせる所だけど
後ろの招待客の皆様が見てるからそれも出来ないし・・・。

仕方がない。。。小さくエルボーをお見舞いした


が、気付かない_| ̄|○


神父様も諦めて、私の番。。。

私はなんて言うべき?

ダンナに合わせて『ハイ!。。。。(*・_・)・・・・沈黙』って言うのか?

それともリハーサル通り『ハイ、誓います。』と言うべきか?


結局、私が選んだのは




『ハイ、誓います(*^_^*) 』

ダンナは私の言葉でやっと気付いた様子。。。冷たい嫁でごめんよ( ̄∀ ̄*)


誓いの言葉が終わって指輪の交換。

実は、4年前に買った結婚指輪だから相当汚れているので、
式の前にクリーニングに出した。
クリーニングに出そうと、久しぶりに指輪を外してみたら・・・



ぬ、ぬ、抜けな~いアタヽ(´Д`ヽ ミ ノ´Д`)ノフタ


そこを、これまた力ずくで抜いてクリーニングと共に


サイズ直し_| ̄|○


ピカピカの指輪交換も終わって誓いのキス

新婚ラブラブ状態(ノ ̄▽ ̄)ノ ホレホレ~~~~{Love
ならば恥ずかしくも無いのかもしれないけど、結婚4年も経つと皆さんの前でキスなんて
恥ずかしいものなんです!
ということで、口じゃなくてお互いにホッぺにすることに。
そう、アメリカの挨拶のようにね(*^-^)(ε^*)チュチュチュ♪

でも、神父様、リハーサルでは日本語

『誓いのキスをしてください』って言ったのに

本番では『&%$#△×~~kiss!』

って何だか長~い英語で言ってくれちゃって『kiss』
が聞き取れなかったら気付かなかったな。。。


やっと、終わった~!退場だぁ!

指輪交換の時も誓いのキスの時もずーっとゴスペルを歌ってくれていたけど

退場の時は、『天使にラブソングを』でお馴染みの
『OH HAPPY DAY』を歌ってくれた。
黒人シンガー、ノリノリで手拍子を求め、オレの歌を聴いてくれ状態

私も一緒に手拍子したかったなぁ。。。

ダンナは、誓いの言葉で間違えたのが恥ずかしかったらしくめちゃめちゃ速く歩くので、
あっという間にみんなの前を通り過ぎ会場の外へ。。。

ただでさえ、招待客が少ないのに早足で行くから曲が余りまくり。
会場の外で聴いていたら、中はすごい盛り上がっているじゃないか!

うぅ~、もう一度、中に入りた~い!

当たり前だけど入れな~いヾ(TーT*)さみしいィ~っ!

後で聞いたら、両親も親戚もばぁちゃんも友達も老若男女問わず
頭の上で手をたたきながら踊ってたらしい。。。

やっぱり、式のビデオを頼めばよかったなぁ。
予算の関係上、ビデオはやめて写真にしちゃったんだよな。

まぁ、なにはともあれ、みんなに楽しんでもらえたし、
神父様も外人さんだったし(日によっては日本人なんだって)
黒人シンガーの歌も最高だったし、


とっても満足な最高の結婚式になりました。

結婚式 その1

2004年8月2日 大安
私たちは入籍から4年経ってやっと結婚式を挙げることが出来た。

結婚式の準備も大変だったけど本番はもっと大変で・・・
でも、言われるままに動いてるうちにあっという間に終わってしまった。
あとになって、
「あそこでこうしてればよかった。」
「もっとこうすればよかった。」
と思うことは多々あるけどもう1回結婚式を挙げるわけにはいかないもんね(笑)

結婚式の当日。。。
朝8時に会場に入って担当の方々にご挨拶。
ちょっと腹ごしらえをしておこうと会場の外に出たけど
まだ早いので「吉野家」しかやってない_| ̄|○
仕方なく朝から夫婦で牛丼を食らう。
おなか一杯で会場に戻ると、職場のIさんが手作りブーケを届けてくれた。
(これがとっても豪華で素敵なブーケだった。ありがとう、Iさん)

Iさんとゆっくりお話する間も無く美容室へと押し込まれる。
椅子に座ると何人もの手が伸びてきて『花嫁』を作り上げる。

1時間半後・・・

真っ白でオールバックの花嫁完成・・・ってどうなの?コレ・・・


イケてるの???


ちょっと疑問に感じつつ控え室へ向かうと
廊下には友人たちが集まっていた。

『うわぁ~!キレイ』

と歓声があがった。
まぁ、お世辞と分かっていても『キレイ』なんて滅多に言われないから
嬉しいものです。

そして、またまた休む暇なく控え室では親族紹介、
式場に移動して式のリハーサル、写真撮影と続く。。。
式のリハーサルは、もう終わり?ってぐらいあっけなく終わったのに
写真撮影は長い!
しかも、ありえないぐらいきついポーズを要求される。


「あの~、私、妊婦なんですけど」


「すいません、妊婦だって聞いてますよね?」


「だ~か~ら~妊婦だって言ってんだろ~!!」

って心の中で叫び続けた小心者です_| ̄|○
お陰で引きつった笑顔の記念写真が撮れました。写真屋さんありがとう(T▽T)



胎動

本によると初産婦は妊娠18週ぐらいで初胎動を感じるらしい。
私は、その日を楽しみにしていた。
「あっ!動いた~」
なんて言いながら微笑んじゃうのかな?と思ったら

実際はかなり違う。。。

最近、おなかの調子が悪いのかなぁ??
腸のあたりを空気が移動するというか、ポコポコいってる。

と思ったら

実は、コレが「胎動」だった。
  
コレが胎動と気付いた時には、いつからポコポコいってたか忘れてしまい
記念すべき初胎動の日を覚えていなかった_| ̄|○

でも、胎動と気付いた時にお腹の中の息子と初めて遊んだ。
お腹の動いてるあたりをトントンと軽く叩くと
それに返事をするようにポコポコと返してくる。
少し場所を変えて、もう一度トントンとすると
またポコポコと返してくる(*^_^*)

胎動を感じてからは、毎日良く動いてくれたので、
『今日も元気なんだな』『生きてるんだな』
って実感できたのですごく安心できたしお腹に子供がいる実感が湧いた。
それまではお腹に赤ちゃんがいるんだって分かっていても
これほどまでは実感が湧かなかった。

でも、後半の胎動はきつかったなぁ。。。
息子が大きかったせいもあるかもしれないけど、
内側からひじか膝でグイ~っと押される感じで
私の肋骨が折れるんじゃないかと思うほど痛かった(><)


やっと半分

妊娠5ヶ月を過ぎるとつわりもなくなり『安定期』と呼ばれる時期に入る。

『やっと半分まで来たぞ~』


ここまで何事もなく無事これてよかったと心底ホッとした。
もちろん、生まれるまで何があるか分からないし、
まだまだ安心は出来ないんだけど、今まで張りつめていたものが
解ける感じと言うか、とっても開放された気分だった。

それと同時に、ピリピリしていた気持ちも和らいできた。

戌の日

妊娠5ヶ月の戌の日に腹帯を巻く。

戌の日に水天宮にお参りに行って腹帯をもらって(買って)来た。
犬は安産だから、それにあやかって戌の日に腹帯を巻くらしい。

戌の日にお参りに行ったから、水天宮は妊婦さんだらけだった。
世の中、少子化って騒がれてるけど、いっぱい妊婦さんいるじゃん
って思ったのを覚えてる。

お参りに行った次の戌の日に病院で腹帯を巻いてもらった。
結構、面倒臭くてさらしの帯を使ったのは、2回ぐらいで
あとは、マジックテープで止めるタイプの物を使っていた。

打ち合わせ

結婚式の打ち合わせが始まった。
予想以上のスピードで大事なことが決まっていくものなのね。
はっきり言って、スピードについていくのがやっとだ。

式は、30名で身内と親しい友人だけを招待することになった。
式はチャペル式。
披露宴は、窓があり明るい会場に決めた。
次回までに招待客のリストを作成して招待状を発送する。


私がこの式場を気に入ったのは、
式の時にゴスペルを歌ってくれるところと
チャペルが素敵なところだった。

お腹の赤ちゃんのことで精一杯なのに、
結婚式のことも考えていかなくちゃいけない。
本当ならダイエットとかして綺麗な姿で写真を・・・
なんて思ってたけど、そんな余裕もなく、
楽しみにしていたブライダルエステとかも受けられず
(フェイシャルだけ受けたけど。。。)
1番太ってる状態で結婚式を挙げることになってしまった_| ̄|○

ドレスもお腹が大きくなっているのでサイズが限られてくる
となるとデザインも限られてくる。
衣装合わせは、お腹の大きさが検討つかないので、
本番の1週間前とかにするんだって。


全部で5回ぐらいの打ち合わせで、本番らしい。
当事者が一番式の内容を理解してなかった。。。

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初期の不安

妊娠初期は、とても流産の危険性が高い。

ホルモンのバランスが崩れるせいもあるかもしれないけど
ちょっとした鬱状態になることもある。

「次の検診で心音が聞こえなかったら・・・」
「五体満足に生まれてこなかったら・・・」
「死産したら・・・」


縁起でもないことばかりが、頭の中を駆け巡る。
その度に、打ち消して自分を励ますp(^^)qガンバレェ!!
そんな風にナイーブになっている時に、
周りから「おめでとう」と言われても
手放しで喜べなかったりする。

本当はみんなに言いたいけど『もし何かあったら』って
思うと怖くてあまり多くの人に言えないもの。
周りの「おめでとう」という言葉がプレッシャーのように
重くのしかかる感じがする。

でも、周りは「おめでたいことなのに何で隠すの?」って思うらしい。

まぁ、確かに私も妊婦になる前は、そう思ってたかもな。。。

自分が妊娠報告をしてない人から突然「おめでとう」って
言われるのは、本当に辛かったな。




家に病院の超音波を持って帰りたかった。
毎日、赤ちゃんは元気かな?心臓動いてるかな?って
確認したかった。。。
きっと、妊婦さんなら1度はこんなこと思うよね?

結婚式?!

前にも書いたが、私たちは2000年に結婚した。
でも、お金がなくて結婚式は挙げていなかった。

もう少し貯まったら・・・もう少し貯まったら・・・
と言っているうちに、3年以上の月日が経ってしまい、
「今更、結婚式もねぇ・・・」と言う気持ちも出てきていた。

でも、今年中にやっぱり小さな式でもいいから挙げよう。
ということになり、式場などを調べていたら
まさかの『妊娠発覚』

諸事情により、これ以上式を延期することは出来なかったので、
安定期に入る妊娠6ヶ月(2003年8月)に
結婚式を挙げることが決定した。

『妊婦』であり『新婦』になったのでした(^^;)
結婚して4年目突入なのに、なぜか出来ちゃった婚状態(;;)
しかも、そんなに若くもない私たち夫婦は、打ち合わせで
式場に行く度に、好奇の眼で見られる事になろうとは・・・。



コドモが教えてくれたこと

妊娠を知る前、アルコールが喉を通っていかなくなった。
その時、きっと

「お母さん、僕お腹にいるよ、お酒飲んだら
 僕が酔っ払っちゃうから止めてよ」


って言っていたんだろうな。

妊娠を知ってから、体に悪そうな
スナック菓子やインスタント食品、辛いものなどは避けていたが
ある夜、お腹がすいて「少しなら大丈夫でしょ」
と思って、「カラムーチョ」を食べた。

食べ終わって、さあ寝ようと思ったとき、
ものすごい吐き気を催しトイレに駆け込んだら
さっき食べたカラムーチョが全部出てきた(><)
(こんな吐き気を催すのは、めったにないのに)
その時、きっと

「僕、こんな辛いの嫌だよ。食べないでヨ」

って言ってたんだろうな。

毎回、後からものすごい反省する。
コドモってお腹にいるときから、
色々なことを教えてくれるんですね。

つわり

「つわり」と分かると、今まで以上に
ツライ(*_*)

二日酔いだと思っていた時以上に
ツライ(*_*)

想像してください。。。
24時間、常に二日酔い状態プラス頭痛
これだけでどれくらいツライか分かります?
さらにダルさと眠気がハンパねぇ~状態です。

私の場合、最初は常に食べていないと気持ち悪かった。
油っぽいものが急に食べたくなったりもした。

そのうち、肉、魚、油っぽいものは食べられなくなった。

よくゴハンの臭いがダメって人がいるけど
私は大丈夫だった。
その代わり、ゴハン以外のものはほとんど受け付けない。
夕飯の支度が出来なくて、ホカ弁を買って来てもらった時も
私は、ゴハンと漬物だけしか食べられず、
おかずはダンナが食べていた。

妊娠すると酸っぱいものが食べたくなるとも聞くが
そんなことはなかった。。

今まで好きだった物が食べられなくなったり、
嫌いだったものが大好きになったり、
驚くほど嗜好が変わりました。

そして、この24時間二日酔い状態は、
4ヶ月間も続いたのでした。