戦いの日 ~陣痛との戦い~
陣痛室に入ったら、陣痛室とつながっている分娩室に通された。
看護師さん「水風船入れるからね。」
本当に水風船なんか入るのかなぁ?ドキドキ(@Д@;
分娩台に上がるように言われた。
分娩台、初体験~☆
そこでは、子宮口を広げる処置が行われた。
またもやヒゲ先生でも説明に来てくれた先生でもなく、若い女医さんと男の先生が処置をする。
初めは、女医さんが思いっきり手を入れて何かを入れようとしている。
痛くて痛くてたまらない。
羊水も手を入れるたびに出てくる。
どうやら上手くいかないらしく、「あれ~?」なんて言いながら何度もやり直す。
今度は男の先生が挑戦!
またもや失敗。。。痛いんですけど(--+)
今度は2人がかりで挑戦!
やっぱりダメ。。。ヒゲ先生、助けて~~!
出来なすぎて女医さんも男の先生も大笑いしてます。
男の先生「ねぇ、あれ使えばいいんじゃない?」
女医さん 「いや~、あれだと×××(なんて言ってたか忘れちゃった)だからダメかと思って・・・」
男の先生「いや~、大丈夫だよ。貸してみて」
金属の器具を使って水風船を入れた。
男の先生「出来た!」
痛くな~い!しかも、成功!!
(今までのに比べれば痛くなかったけど、やっぱり少しは痛かったな)
最初からそれ使えばよかったんじゃないの・・・(´ヘ`;)
ちょっとがに股気味で分娩室に戻る。
お腹にはモニターがつけられ、説明に来てくれた先生が点滴の針を刺す。
いよいよ陣痛促進剤が入れられる。
15分ごとに薬の量が増やされていく。
30分後・・・
お腹が痛くなってきた。生理痛のような痛みだ。
これが陣痛か?・・な~んだ思ったほどでもないな。余裕!余裕!
さらに15分後・・・
痛みが増して辛い。でも、まだダンナと笑って会話が出来る。
楽な姿勢を探すけどモニターをつけているので思うように動けなかった。
さらに、1時間後・・・
「痛~い!痛いよ~~!」
廊下まで響き渡るような声で叫んでいた。
みっともないとか恥ずかしいなんて考える余裕もない。
もう笑顔は出ない。
数分おきに定期的にやってくる痛み。
生理痛なんてもんじゃない。今までこんなにお腹が痛くなったことはない。
こんなに痛いのに薬の量は増えるばかり・・・。
そこで思った!
「もしかして子宮破裂してるんじゃない?」
迷いに迷った挙句、薬の量を増やしに来た助産師さんに言った。
私 「すっごい痛いんですけど、子宮破裂してないですか?」
助産師さん「ノヽッノヽッノヽ!:・(≧∇≦)・: ハッハッハ!」
「大丈夫よ~!本当に子宮破裂したらしゃべることなんて出来ないから」
私 「そ、そうなんですか・・・(〃 ̄∇ ̄)はずかしい」
助産師さん「これが陣痛なの。もう少し痛くなると思うけど頑張って!」
これ以上痛くなるのぉ~~~?耐えられるかな・・・私。
陣痛に耐えてからすでに5時間が経っていた。
だんだん腰が痛くなり、ウ○チがしたくなっってきた。
助産師さんに言ったら
「ダメ!それはウ○チじゃなくて赤ちゃんだから。」
「出しちゃダメよ。息まないでね。トイレも行っちゃダメ。行きたい時は声掛けて。」
そして、助産師さんが「こうすると楽になるから」と言って
げんこつで私の肛門を押した。オォォーーー!! w(゚ロ゚;w(゚ロ゚)w;゚ロ゚)w オォォーーー!!
確かに楽になるけどはずかしい(/。\)イヤン!ハズカシイ
でも、そんなことは気にしていられないぐらいの痛みなんだから仕方ない。
痛みが少しでも楽になれば、どんなことでもしたい気分だった。
そして、助産師さんがいなくなってからは、その役目はダンナのものとなった。
全身汗だくで分娩着もはだけているが、それを直す余裕もなくなった。
そこへ実母が登場!
陣痛室での付き添いは1人と決まっているので、ダンナには昼ごはんを食べてきてもらうことにした。
実母も腰をさすってくれたり、先ほどのダンナの役目も引き継いでくれた(笑)
だが、この実母の登場が、私の出産の転機となるとは・・・。